こんにちは。
HIROです。
今回は、多言語学習についてです。
英語学習はもちろんの事、最近は中国語学習の人気も増えてきています。
そんな中、英語だけではなく、中国語の両言語を学びたいという人にとって、
- 英語と中国語を学びたいけど同時に学習出来るのか
- 英語と中国語を同時に学ぶ具体的な学習方法を知りたい
こういった疑問・要望があると思います。
僕は、中国に数年赴任経験があり、中国語はHSK6級取得しています。
中国赴任前は、英語は本格的に勉強はしていませんでしたが、帰任後に仕事で必要になりました。
そのため、今は中国語の学習もやりつつ、英語に重点を置いて学習しています。
そこでの二つの言語を学習する中で気づいた点を踏まえ、上記の疑問・要望について解説したいと思います。
英語と中国語は同時学習は可能だが、片方はある程度出来ている方が良い
英語と中国語を同時に学習できるのか?についてですが、
結論としては、両言語をまったくできない状態から、いきなり学んでいくのは難しいと思います。
片方の言語をある一定のレベル(中国語ならHSK6級程度)までにした後、その言語のレベルをキープしながら、もう一つの言語を伸ばしていく方法が僕は良いと思います。
僕の場合、中国赴任中に、今まで惰性でやってきた英語学習に中国語学習を追加し、両方の言語の学習を赴任して最初の方はしていました。
しかし、英語がそれほど高いレベルまで習得してない中で、更に中国語の勉強を開始したため、両方中途半端になってしまっていました。
頭の中が混乱したりもしました。
ですので、途中から中国語のみに絞って学習をして、英語の学習は断念しました。
そして、今は上述の通り、中国語がある程度こなせるレベルに達成している中で、英語の勉強も再開しております。
現在の学習方法(後述で詳しく解説します)は、中国語のレベルを維持しながら英語を伸ばすイメージで学習していますが、特に混乱なく進められています。
その経験から学んだ事は、多言語を両方とも同じペースで伸ばしていくってのは、かなり難しいってことです。
どちらかの言語にまずは学習を集中して、一定のレベルに達し、そのレベルを維持するように学習しながら、他の言語を学習してレベルを向上させていく方法が良いと思います。
英語と中国語を同時に学ぶ具体的な方法
現在、僕がやっているのは、先述したとおり、中国語のレベルを維持しながら、英語の学習に重点を置いています。
具体的な一日の学習ルーティーンは以下の通りです。
中国語
- 130文字くらいの文章を2文音読・・・約20分
英語
- スタディサプリビジネスを1レッスン+α・・・約45分
- ビジネス英会話の本でフレーズを3~4学習・・・約30分
- ネイティブキャンプでオンライン英会話・・・約30分(復習含む)
- TOEIC読解問題を2問・・・約25分
主に平日の内容です。
このように、一日の学習時間は約2時間半程度です。
そのうち中国語に約20分、英語に約2時間10分を使って学習しております。
1.中国語学習
まず、中国語学習についてですが、先述している通り、レベルを維持することを目的としています。
ですので、あまり多くの時間をかけずに毎日は触れられるようにしています。
音読を二文
今使っているテキストは、アスク出版の「はじめよう中国語音読 中級編」(著者 李軼倫氏)です。
一文130文字程度で内容は日本を紹介する文章となっており、中身、分量ともに取り組みやすいです。
ある程度の中国語のレベルにないと学習するのは難しいとは思いますが、中国語を数年学習したことがある人にとっては余裕のレベルだと思います。
このテキストを使って、前日の復習と、当日に新しい文章を一文、音を聞いて、精読して、音読をしています。
大体20分程度で終わりますので、朝起きて最初に取り組んでいます。
これくらいやれば、中国語のレベルが下がることなく、維持できていると感じております。
2.英語学習
次に英語の学習についてです。
今は中国語より、英語の学習に重点を置いていますので、中国語より学習時間は多く確保しています。
スタディサプリビジネスを1レッスン+α
以前、この記事で紹介させていただきましたが、スタディサプリEnglishは言語学習の継続に本当におすすめです。
このアプリを使用して、通勤中の行きと帰りの時間を利用して約45分程度、毎日学習しております。
1レッスン25分で終わるので、一日で1レッスン+復習をするといったペースで進めております。
ビジネス英会話の本でフレーズを3~4学習
今使っているテキストは、アルクの「改訂版 英会話ペラペラビジネス100」(著者 スティーブ・ソレンシィ氏)です。
ビジネスでよく想定されるシーンについて、小難しい表現を使わずに簡単に実用的な表現に表したフレーズが100個学べるテキストです。
例文、解説、応用の構成が100回続く内容になってますので、一日3~4回分をこなしております。
朝に中国語の学習が終わったら、次に取り組むルーティーンにしています。
実用的で仕事でも使える表現が多いため、身につけるために何周も学習しております。
ネイティブキャンプでオンライン英会話
スタディサプリビジネスとセットでネイティブキャンプのオンライン英会話を受講しています。(セットだと値段がお得に受講できます!!)
1レッスン25分ですので、まずは予習無しでオンライン英会話を受講して、受講している最中にどうしてもしゃべれなかった内容について、5分間で調べて復習しています。
ですので、計30分程度をオンライン英会話で毎日学習しています。
予習、復習に時間をかけ過ぎると継続しにくくなってしまったことがあったので、今は復習のみを5分実施すると決めてやっています。それ以上分からないことがあっても気にしないようにしています。
これは仕事が終わって家に帰ってから夜に取り組むことが多いです。
TOEIC読解問題を2問
TOEICを受けて、自分の学習のモチベーションキープしようとしているため、TOEICの学習もしております。
現在、毎日のルーティーンとしてやっているのは、朝日新聞出版の「1駅1題TOEIC L&R TEST 読解特急」(著者 神崎正哉氏、TEX加藤氏、Daniel Warriner氏)です。
このテキストを使って、前日の復習を軽く実施するのと、当日に新しい文章で1文の問題を解いて、その後精読、リスニング、音読をして、一日に前日の復習を含め計2文を読むようにしています。
大体25分くらいで終わりますので、朝にビジネス英会話の本の学習の後にやってしまうことが多いです。
(終わらない時は夜にやる事もあります)
以上が英語の学習方法になりますが、週末はこれにプラスして、TOEICの過去問を解いたり、もう少し学習時間を確保したりします。
まとめ
英語と中国語の両方を学びたい人に向けて、まずは片方の言語をある一定のレベルまで高め、それを維持しながら他の言語を学ぶ方法を推奨させて頂きました。
また、両方の言語を学ぶにあたり、現在僕が毎日のルーティーンで取り組んでいる具体的な学習方法についても紹介させていただきました。
当たり前ですが、継続が大事ですので、無理せずに続けられるように徐々に学習時間を多くしていくことが非常に重要だと思います。
是非僕の学習方法も一例として参考にしていただき、英語、中国語の勉強を実施していただければ幸いです。