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SBI証券で米ドル定期自動入金サービスが開始【設定方法を解説】

オンライン送金

こんにちは。

HIROです。

SBI証券券で、2022年6月3日から待望の米ドル定期自動入金サービスが開始されました。

SBI証券米ドル定期自動入金サービス開始
(画像引用:SBI証券ホームページ)

もともと、SBI証券には米国株式・ETF自動定期買付サービスがありましたが、米ドルの為替手数料が非常にお得である「住信SBIネット銀行」からの米ドル入金は、自動で入金できなかったため、毎回手入力で米ドルを入金をしていました。

そのため、今回のサービス開始を聞いて非常にテンションが上がっております。

早速、サービスの設定をしてみましたので、そのやり方を解説したいと思います。

今回の記事は、

  • 米国株式・ETFの定期自動買い付けを一から全て自動でお得にやりたい
  • SBI証券で開始された米ドル定期自動入金サービスの設定のやり方を知りたい

といった方向けの記事となっています。

僕も早速設定してみました。

実際に設定した画面を通して、分かりやすく解説していますので、最後まで見て頂くと幸いです。

米ドル定期自動入金サービスが何故嬉しいか

今回開始された「米ドル定期自動入金サービス」が何故嬉しいか?について、まずは説明したいと思います。

1.住信SBIネット銀行での円→ドル替えがお得

大半の日本人が、米国株やETFを購入する場合、まず円をドルに両替し、そのドルで購入する手順となります。

その際、円をドルに両替する時にかかる「為替手数料」がやり方によって変わってきます

例えば下図のように

①楽天証券で直接購入

SBI証券で直接購入

③住信SBIネット銀行で円をドルに両替したのち、SBI証券経由で購入

といったやり方があります。

米国株・ETF購入方法のパターン図

(米国株・ETF購入方法のパターン図)

これらのやり方で円→ドルに両替するのにかかる為替手数料は以下の通りです。

やり方為替手数料
①楽天証券で直接購入25銭
SBI証券直接購入25銭
③住信SBIネット銀行でドルに両替してSBI証券経由で購入外貨預金:4銭(7月25日~6銭)
外貨積立:2銭(7月25日~3銭)

上記の通り③の住信SBIネット銀行でドルに両替してSBI証券経由での購入する方法が、為替手数料は安いのです。

外貨預金と外貨積立の違いは以下の通りです。

・外貨預金:自由なタイミングで円から外貨に両替する

・外貨積立:指定した頻度、金額で円から外貨に自動で両替する

例えば1ドル=100円と仮定した場合、100万円を1万ドルに両替した時にかかる為替手数料は、1万ドル × 3銭(0.03円)/ドル = 300円となります。(変更後で計算))

25銭の場合は2500円となります。

このことからも米国株・ETFを購入するには住信SBIネット銀行でドル替えしたのちに、SBI証券で購入するのがお得なのです。

2.自動で購入したい

米国株やETFを購入する際に、定期的に購入するのが良いと言われています。

これは、米国の株式は長い目で見れば、今までずっと右肩上がりであったことから将来も変わらず上がり続ける前提が必要です。
この可能性を信じた場合、定期的に購入すれば利益を得られる確率が上がります。

定期的に購入する際も、株価の乱高下で感情が揺さぶられ、冷静な判断ができなくなる可能性があるため、自動(機械的に感情無し)で定期的に購入することがその問題を解決する手法となります。

したがって、僕も自動で米国株・ETFを定期的に購入しています。

そこで問題となってくるのが住信SBIネット銀行からSBI証券へのドル入金です。

米国株・ETF購入方法のパターン図
(米国株・ETF購入方法のパターン図)

先ほど説明した図の再掲になりますが、③の場合で、住信SBIネット銀行での円→ドル替えは自動で積立が可能です。

また、SBI証券から米国株・ETFの定期自動買付も可能です。

しかし、住信SBIネット銀行からSBI証券へのドル入金の自動入金方法が今まで出来なかったのです。

そのため、SBI証券での米国株・ETF自動買付日の前にドルが足りなくなることが無いように、都度注意しながら、SBI証券に外貨入金をしなければいけませんでした。

これが意外と忘れがちなのです。(忘れてしまい残金不足になると、当然株の買付は実施されません)

そのため、今回の「米ドル定期自動入金サービス」が開始されたことにより、全部の過程が自動化できるようになり、投資する人たちの負担が減るメリットがあります。

僕も大変ありがたいと思っています。

米ドル定期自動入金サービスの内容

下の絵のように、毎月5日、10日、15日、20日、25日にそれぞれ100ドルずつ入金したい場合は、設定(後ほど解説)してしまえば、下の右の絵のように自動で住信SBIネット銀行からSBI証券へ自動でドルが入金されます。

手数料は無料です。

自動入金のイメージ
(画像引用:SBI証券ホームページ)

詳細の概要は以下の通りとなっています。

ポイントは一月あたり、最大5日間設定可能な点です。SBI証券の外貨建口座と住信ネット銀行の外貨普通預金口座がもちろん必要ですので、実施したい方は口座を開設しておきましょう。

米ドル自動入金のサービス概要
(画像引用:SBI証券ームページ)

米ドル定期自動入金サービスの設定方法

それでは、米ドル定期自動入金サービスの設定方法について解説します。

色々やり方があると思いますが、今回は僕が実際に設定した方法で説明します。

まずはSBI証券にログインして、右上にある「▶入出金・振替」(赤枠)をクリックします。

入出金・振替ボタン

次に、下の画面に移行しますので、左側にある「外貨入出金」の欄にある「▶米ドル定期自動入金」(赤枠)をクリックします。

米ドル定期自動入金ボタン

米ドル定期自動入金サービスのページに移動します。

ページの真ん中にあるサービス概要欄の「申込・設定変更」(赤枠)をクリックします。

申込・設定変更ボタン

申込規約の確認画面に移行します。

住信SBIネット銀行へ提供される情報の欄を確認して、申し込み者が自分になっていることを確認します。

その後、「米ドル定期自動入金サービス約款」(赤枠)と「個人情報および非公開情報の提供に関する同意書」(赤枠)の部分をクリックして読みます。

それらを確認したあと、その内容を承知する場合は、レ点チェックを下の赤枠にしたのち、「同意して本人確認へ」(赤枠)の部分をクリックします。

申込規約の画面

次に住信SBIネット銀行にログインします。

まず、自分の口座支店名を選択します。

口座支店選択画面

口座名を選択すると、以下の画面になりますので、「ユーザーネーム」(赤枠)と「WEBログインパスワード」(赤枠)を入力して、ログイン(赤枠)をクリックします。

口座へのログイン画面

ログインをクリックすると、連携確認の画面に遷移します。

ご利用口座、氏名、フリガナが自分のものと合っているか確認し、規約、規定を確認の上、下部にある「利用規約に同意の上許可」の部分をクリックします。

利用規約画面

そうすると、以下の画面が表示されます。

承認番号が記載されていますので、この画面のまま、住信SBIネット銀行のアプリを立ち上げます。

連携確認画面

アプリを立ち上げると下の画面が表示されます。

上記の承認番号とアプリ上の承認番号が同じか確認し、ご利用口座、氏名、フリガナの情報が正しいか確認したのち、「承認する」をタップします。

取引承認画面

連携を承認すると、自動入金の設定日、金額を設定する画面に遷移します。

「設定日」を選択し(最大5日選択可能)、「設定金額」を指定して、「取引パスワード」を入力して、「確認へ」をクリックします。

設定日、金額の設定画面

設定内容の確認画面に移りますので、「上記内容で設定を行う」の部分をクリックすると設定が完了します。

上記内容で設定を行うボタン

ここで注意しないといけないのが、入金設定日に銀行口座の残高不足の場合、銀行からの入金処理ができない点です。

ですので、画面では300ドルを入金するように設定しましたが、僕は以下の内容で自動積立するように設定しました。

  1. 毎月1日に『住信SBIネット銀行の外貨積立』で3万円をドルに換金【既に設定済】
  2. 毎月3日に220ドルを住信SBIネット銀行からSBI証券に自動入金(米ドル定期自動入金)【今回解説した設定】
  3. 毎月5日にSBI証券の米国株式・ETF定期買付で「バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)」とバンガード 米国エネルギーセクターETF(VDE)を1株ずつ購入【既に設定済】

これで完全な米国株式・ETFの自動買い付けの設定が完了しました。

注意しなければいけないのは円とドルの為替や、株価次第で各発注が不足してしまう場合です。

特に最近はボラティリティが高いので注意が必要です。

感情を入れずに、上記注意点にのみ気を使って、あとは放置しながら地道に積立をしていきたいと思います。

まとめ

今回は、米国株式・ETFへの投資で為替手数料を考慮すると断然お得な、住信SBIネット銀行での円→ドル変換ののち、投資を完全自動化するために、新しくスタートしたSBI証券の米ドル定期自動入金のサービスの設定方法についての詳細を解説しました。

最近は、株価や為替のボラティリティが非常に高く、感情に左右されがちです。

このような場面で感情に左右されない自動投資というのは、非常に有効な手法だと思いますので、是非参考にしていただければ幸いです。

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