こんにちは。
HIROです。
最近では、米国の金融引き締めや、地勢リスク等の影響で株価が大きく下落相場になってきております。
米国のS&P500指数は、直近の高値から約20%下落(2022年5月21日時点)しております。
今後はもっと下落する可能性がありますし、反発する可能性もあります。
こういった状況では、投資をすることに対して少し怖くなってしまうと思います。
そんな状況でも、僕は少しずつ株や投資信託等に投資しております。
もちろん全力で買うことをはしていませんが、「これは割安では?」と納得できている商品の単発での購入や、インデックス投資信託等に自動積立で購入しております。
現在購入していることが、必ず正解かどうかは分かりませんが、やはりある程度リスクを取らないと資産は増えないと思うのです。
僕の投資経験は、現在で十数年ほどですが、投資を始めたころでは、こういった相場時に怖くなって投資はできなかったと思います。
しかし、今では投資することに対して余裕を持って実施できています。
なぜそれが出来るようになったのか?ということについて考察してみたので、その内容について解説したいと思います。
保有資産の増加による投資メンタルへの影響
保有資産の大小が投資メンタルに与える影響は大きいです。
僕が社会人成り立てのころは、数十万円の貯金しかありませんでした。
その状態で株式投資を始めたので、当時は100円とかの少しの含み益をかかえただけで、投資したことを後悔したりもしておりました。
株式を保有しているだけでメンタルが擦り減っていることもあり、更に新たな投資をする際には、やはり躊躇してしまい、今思えば機会損失していたことが多分にあります。
しかし、現在は社会人経験も10年以上を超え、保有資産も数千万円まで増やすことができましたので、かなり心にゆとりをもって投資できています。
多少の含み益ではまったく動じなくなりました。
そういった経験から、投資をするには、まずはお金を貯めていくことが重要だと思います。
保有している資産が多ければ多いほど、心に余裕をもって投資することができると思います。
お金を使ってきた経験が投資メンタルに与える影響
浪費をしてしまうといけませんが、やっぱりお金を正しく使うことも大事であると思います。
倹約をひたすらして、まったくお金を使わないでいると、投資した資産の少しの損失でメンタルに与える影響が大きくなり、投資の行動にも影響が大きくなってしまうと思います。
余裕のもった投資ができなくなります。
僕の経験上でも、自分自身は浪費をしないようにはしていますが、旅行に行ったり、友人と飲みにいったり、好きな洋服や靴を買ったりと、そういった時間は大切にして必要と思ったものにはお金をかけています。
お金を正しく使っていくと、投資で多少の損失が出ても、「あ、飲み会一回くらいの損失だな」といった、心のゆとりが出てきます。
こういった経験からも、倹約は大事だが、まったくお金を使わないのではなく、正しくお金は使っていくことにより、投資に対するメンタルにも良い影響を与えてくると思います。
「保有資産が高い」、「お金を使ってきた経験」が投資メンタルに良い影響を与えると記述しました。
この内容から、やっぱりお金持ちの人はどんどん金持ちになっていくという現実に対しても納得がいきます。
お金持ちの人は、相当心に余裕をもって投資できていると思うのです。
こういったことから、僕みたいな金持ちでは無い人間にとって、投資を行う際に少しヒントになるのでは?と思っております。
投資をする際、「お金持ちの人はどうするのか?」といった観点からも検討することも一つの良い判断材料になると思います。
投資をしてきた経験が投資メンタルに与える影響
これは打たれ強くなったという言い方をした方が良いかもしれません。
投資を始めたばかりのころは、わずかな損失でも、精神的に大きなダメージをおっていましたが、何度もそういった経験をすると人間は慣れるものです。
特に仮想通貨のようなボラティリティの高い商品に投資すると、株式のボラティリティが可愛く見えてきます。
僕も仮想通貨でXRPに投資して、2020年末のSEC(米国証券取引委員会)訴訟により多大な含み損(確か半分以下になりました)を抱える経験をしてきました。
そういった経験をしてくると、株式投資での多少の損失にはまったく動じなくなっています。
また、経験上、「投資をしなかった事による後悔」と「投資をしたことによる損失への後悔」は前者の方が強いと感じています。
資産を増やすという土俵にも乗らず後悔している方が精神的にダメージを負うことを経験上学んでいる点も大きいと感じています。
好きな女の子に告白せずに付き合えないのと、告白したうえで振られるのはどっちが後悔しないかに似ていると思います。
こういった事からも投資は早く始めた方が、投資へのメンタルをより強くするものになると思います。
投資に関する知識の増加
今ではYouTube等で、投資等金融に関する知識が身につく良作のコンテンツがたくさんあります。
そういった動画や、本などで知識が増加してきたことも大きな要因だと思います。
何も知識がない、社会人なり立てのころは、「何だかよく分からないもの」に投資している感覚が大きかったです。
でも今は「米国株式は長い目で見たら〇〇%は増加するのが過去の経験上分かっている」、「インデックス投資をドルコスト平均法で長期積立した場合、〇〇年後には〇〇%資産増加」等、多くの知識を得ており、投資しているものが「何だかよく分からないもの」から「リスクはあるが、しっかり資産を生んでくれるもの」と知識を得た状態になると、心に余裕を持った投資が出来ています。
投資等の勉強をしっかり実践して金融リテラシーを高めることも非常に有益であると思います。
高配当株の長期投資を目的が中心のため
以下の記事で、高配当株の長期保有で持ち続けるべき理由について解説しました。
現状、僕の投資対象はほとんどが以下の株式への投資です。
- 高配当の利回りであること
- 業績や自分の生活の経験からよっぽど潰れないと判断した企業
- 割安だなと思えるもの(底値ではなく、割安と思えるもの)
その他、投資信託でのインデックス投資と、大きく下落した仮想通貨の購入も実施していますが、基本的には上記の高配当株を中心に投資しています。
長期の視点では、株価をそれほど気にしなくて良いので、心にゆとりをもって投資ができているのだと思います。
まとめ
今回は、下落相場で不安な状態でも着実に投資を続けられていることに関して、自分の経験から、投資メンタルに与える影響因子を考察してみました。
お金がある、お金を使ってきた方が強いと言ったので、今すぐにはそんな状態にはなれないから無理だ、と諦めるのではなく、資本主義社会では、そういった構造になっているのだなと考えを巡らせながら検討する視点が大事だと思います。
また、投資等金融に関する知識を身に着けることもすぐに始められることだと思いますので、今回の記事を参考に投資に関するメンタルを鍛え、心に余裕をもった投資が実践できる一助となれば幸いです。
本記事は、自分自身の経験を基にした考察内容で、投資判断についても記述されていますが、投資を推奨するものではありません。
投資をする際は、最新の情報を調べた上で、自己責任で投資判断するようにお願いします。