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個別銘柄分析

キリンホールディングスの2023年本決算内容【2円増配!】

今回は2024年2月14日に発表がありました、キリンホールディングスの2023年本決算内容について整理していきたいと思います。

先日以下の記事でキリンホールディングスの銘柄分析をしました。

僕自身も当銘柄に投資をしているため気になっている銘柄です。

高配当株銘柄でありながら、最近株価も低迷しているため、気になっている人も多いと思います。

今回の決算内容、それを受けての今後の戦略について解説していきたいと思います。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 日本株の高配当投資に興味がある人
  • キリンホールディングスの投資を検証している人

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本決算内容

キリンホールディングスは1-12月締めですので、今回の決算は2023年通期の本決算となります。

その内容は売上高が2兆1,344億円(前期は1兆9,895億円、+7.3%)、純利益は1,127億円(前期は1,110億円、+1.5%)の増収増益の結果でした。

(引用元:キリンホールディングス決算資料)

売上高は2兆円を超えました。事業利益(=事業の経常的な業績を測る利益指標として、売上収益から売上原価並びに販売費及び一般管理費を控除して算出)が過去最高益を達成したようです。

純利益はコスト高騰の影響がマイナスになりましたが、価格改定・コスト削減によりトータルとして増益の結果になりました。

(引用元:キリンホールディングス決算資料)

色々な決算でコスト改定でプラスになったというのが目立ってきてます。インフレが進んできていることが確認できます。

個人的には程よいインフレは歓迎です。

通期業績予想内容

2024年12月期の通期業績予想についてです。

通期では売上高は2兆2,700億円(前期比:+1,356億円、+6.4%])、純利益は1,310億円(前期比:+183億円、+16.2%])と予想を増収増益としております。

(引用元:キリンホールディングス決算資料)

前年から微増益にとどまるのは、酒類事業のブランド育成のためのマーケティング投資増や、協和キリンによるR&D投資が増えることが主要因のようです。

ただ、引き続き価格改定・コスト削減により増益になる予想をしています。

(引用元:キリンホールディングス決算資料)

配当金等

気になる配当金についてです。

先回の決算発表までは2023年通期で69円/株予想でしたが、今回2円増配が発表され、2023年通期では71円/株となりました。

配当性向としては51.0%です。

2024年は今回増配した71円/株を継続する予想となっています。その際の配当性向は43.9%予想になっています。

(引用元:キリンホールディングス決算資料)

キリンは、1949年の上場以来、通常の配当では一度も減配せずに安定した配当を継続していますので、引き続き期待していきたいですね。

株価等

決算を受け、株価は2月14日終値2,206.5円→2月15日始値2,135円と下落しました。

そんなに悪くない決算と思いますが、下がってしまいましたね。協和発酵バイオの不振も発表されたことによる影響でしょうか。個人的にはそこまで下がる必要は無いのではないかと思っています。

(画像引用:SBI証券

各指標は以下の通りです。

PER(会社予想)13.13倍
PBR(実績)1.52倍
1株配当(24/12予想)71円
予想配当利回り3.34%
配当性向(24/12予想)43.9%
(株価は2024年2月16日の終値2,124円)

その他

決算発表では、他に開示セグメントの変更についての説明がありました。

  • 酒類
  • 飲料
  • 医薬
  • ヘルスサイエンス

といったセグメントに再編して開示されるようになります。

確かに今までのは分かりにくいので、今回の整理方法は歓迎ですね。

(引用元:キリンホールディングス決算資料)

まとめ

キリンホールディングスについての2023年12月期本決算内容を整理しました。

  • 2023年通期では、売上高、純利益ともに増収・増益
  • 2024年通期業績予想は売上高、純利益ともに増収・増益
  • 配当金は前期が2円/株増配し、71円/株。今期も同額継続予定

日経全体は調子が良いですが、キリンの株価は低迷したままです。

本決算を受け少し下落もしています。

この状況踏まえ、僕自身は購入するのはありかと思っていますので、購入候補にノミネートしていきたいと思います。

キリンホールディングスは、日本銘柄の高配当株の一つです。

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