こんにちは。
HIROです。
今回は、主に配当金収入を得るための高配当株投資について、
- 高配当株が含み損だけど長期保有で持ち続けるべきか
- 持っている高配当株が含み損で不安
- 高配当株を買おうか迷っている
こういった疑問・不安に答えます。
本記事の内容は以下の通りです。
- 高配当株は長期保有で持ち続ける方が良い理由
- 長期保有のための具体的な方法
- 早めに高配当株の購入を検討するべき理由
僕の高配当株式を中心とした投資の経験は、十数年ほどです。
そんな僕が、高配当株を長期保有することのメリット、その方法を解説します。
高配当株は長期保有で持ち続ける方が良い理由
結論としては、投資の目的が配当金を得ること(インカムゲイン目的)であって、キャピタルゲイン目的ではないためです。
1.株価をそこまで気にする必要無し
よく考えてみますと、もともとの高配当株への投資目的は、配当金を得ることであり、株価の値上がりによる利益を得ることではありません。
そういった目的であるならば、株価をそれほど気にする必要はなく、投資額に対しての配当金利回りに着目していればよいのです。
2.長期保有すれば元本確保
配当金の利回りが仮に5%であった場合、
5%×20年=100%で元本の配当金が入手できます。
(税金の話は除いています。ここで言いたいのは長期保有すれば元本が確保できるということです。)
更にこれにプラスして、20年後の株価の価値も手にしていることになります。
若干の前後がありますが、長期保有すればプラスのリターンを得る可能性は大きいです
3.ただし、選ぶ銘柄は重要
長期保有している間に、投資先の企業が経営破綻してしまったら、もちろん損が発生します。
そのため、購入を選ぶ銘柄はよく考える必要があります。
選ぶ際に検討するべき項目としては以下の通りです。
- 長期的に経営破綻することはないか
- 購入時の配当利回り
- 減配リスク
長期的に経営破綻することはないか
これは自分の生活の中で、「この会社が破産することはないだろう」と思っている会社があると思います。
ここでは詳しく述べませんが、僕はこういった基準である程度は絞っております。
もちろん東日本大震災や新型コロナ等予想もつかなかったことが起きます。
しかし、そういった事は予想はできないものです。
逆にいうとこれらの事を経験しているので、その経験も活かして検討すればよいのです。
購入時の利回り
これは言うまでもないですが、もちろん高配当投資をしたいのなら検討すべき項目です。
減配リスク
ここの予想は難しいと思いますが、検討している会社のIR情報を調べて、配当性向、過去からの配当推移を確認し検討します。
特に、
- 連続増配しているか
- リーマンショックやコロナの時でも減配していないか
については良く見るのが良いと思います。
連続増配を売りにしている会社は、なかなか減配に転じにくいでしょうし、リーマンショック等の金融危機の際でも減配していないということは、株主還元にも積極的であると判断できます。
配当性向については、会社によって狙い値は異なると思いますが、IR等で掲げている目標値に沿っているか、高くなり過ぎて無理に配当金を出していないか、といった視点で確認しています。
長期保有のための具体的な方法
上記で述べた通り、そもそも高配当株式投資の目的をよく理解することが大事ですが、その他、具体的な行動についても説明します。
1.保有株式の損益を頻繁に確認しない
先ほども述べましたが、高配当株の投資目的は、配当金収入であるため、株価をそれほど気にする必要はありません。
よく、毎日、保有株式の損益がどうなっているか見る人がいますが、これはおすすめしません。
感情に大きく影響し、冷静な判断が出来なくなるからです。
頭では上記の事は分かっていても、実際に損を出している値を目にしてしまうと、不安になり売却に走る恐れがあります。
相場を知るために株価のチェックは毎日するべきだとは思いますが、保有株式の損益を頻繁に見る必要はありません。
どうしても見てしまう人は、証券口座を複数持って、長期投資用の口座と、短期投資用の口座を完全に分けることをおすすめします。
その上で、長期投資用の口座はめったに確認しなければよいです。
僕もSBI証券と楽天証券の口座を持っていて、用途により上手く使い分けています。
投資で成績が良かった人は・・・
よく聞く話ですが、投資で成績が良かった人は、「亡くなった人」や、「投資していたことを忘れた人」っていうくらいですから、長期保有がいかに大局的には有利であることが分かります。
僕もこの話をよく思い出して、短絡的な売買をしないように気を付けています。
2.得られた配当金を可視化する
これも長期保有に対するモチベーションの向上になると思います。
僕も毎月、エクセルにまとめてグラフにすることにより、得られた配当金の累計を可視化しています。
早めに高配当株の購入を検討するべき理由
結論としては、得られる配当金が長ければ長いほど多くなるという単純な理由です。
上記でインカムゲインが目的であることを述べましたが、早く投資をした方が、生涯で得られる配当金が長くなり、リターンが大きくなる可能性が高まります。
ただ、先ほど述べた通り、選ぶ銘柄に注意するのはもちろんですが、その他にも全体の株式相場の状況を考慮する必要はあります。
これは株価全体が大きく下がる等のリスクで含み益が出るというより、もっと株価が下がった時に購入したら、配当金がより高い利回りの状態で買える可能性が出てくるためです。
ただし、底値で拾いたい!等とあまり気にし過ぎていると、購入の機会を逃すことになりますから、ある程度自分で割安だなと思ったら購入をして、長期保有するのが良いと思います。
何にせよ、早めに高配当株の検討をする価値はあります。
まとめ
高配当株を長期保有することのメリット、その具体的な方法、購入の検討を早めにするべき理由について、解説しました。
既に高配当株を所有されている方は、長期保有に対して、
まだ持っていない方や、これから買い増しを検討されている方は早めの検討について、当記事を参考にしていただければ幸いです。