こんにちは。
HIROです。
以前の記事で、クルマを利用するにあたり、マイカーを所有のと、シェアリングカーを使用するのではどちらがお得かをまとめました。
この記事で、僕はシェアリングカーを選択すること、およびその根拠を解説させて頂きました。
今回は、
- シェアリングカーを使用するのは大変じゃないの?
- シェアリングカーの具体的な使用方法を知りたい!
こういった疑問・要望に答えます。
記事の内容は以下の通りです。
- シェアリングカー(タイムズカー)利用の全体の流れ
- タイムズカー入会方法
- タイムズカーの予約から利用、返却の具体的なやり方
僕は、上記記事で説明したとおり、今年からシェアリングカーの「タイムズカー」を使用し始めており、日々の生活でシェアリングカーを有効に活用しています。
実際に経験して分かった使用方法を解説します。
(数あるシェアリングカーの中でも、僕はタイムズカーを使用しておりますので、タイムズカーの具体的な使用方法となります)
タイムズカー利用までの全体の流れ
シェアリングカーを利用するのが大変と思っている方もいるかもしれませんが、スマホがあればめっちゃ簡単です。
全体の流れは以下の通りです。
- タイムズカーへの入会(初回のみ)
- 使用するクルマの予約
- クルマの利用
- クルマの返却
お金の精算は入会時に登録したクレジットカードで自動的に引き落とされるため、特に毎回精算をする必要はありません。
①のタイムズカーへ必要情報を登録の上、入会してしまえば、②~④はスマホのアプリを中心に出来てしまうので、本当に簡単です。
タイムズカー入会方法
個人で入会する場合は、以下の5つの方法で入会可能です。
僕は①のスグ乗り入会というものが無い状態でしたので、③のインターネット入会を利用しました。
それぞれ持っているスマートフォンや、住んでいる場所、事前知識等によりメリットデメリットがありますので最適な方法を検討して行くのがよいと思いますが、どれも比較的簡単に発行できます。
- スグ乗り入会
- クイック入会
- インターネット入会
- カーシェア説明会
- 無人入会機
①スグ乗り入会
このサービスは2022年4月22日より開始されたサービスです。
この内容を見てみますと、もし僕が今から入会するなら、この方法で入会します。
以前は、入会時に発行される会員カードで、シェアリングするクルマのドアロックの解除、施錠をしていたのですが、今年の2月15日からスマホのアプリでドアロックの解施錠が可能となり(5月29日現在はiPhone対応のみ)、このサービスも開始となったようです。
運転免許証、クレジットカード、運転者本人の携帯電話番号およびメールアドレスを用意して、ホームページより入会します。
審査結果は、5分から3時間を目安に登録したメールアドレスに届くようです。
会員カードは2営業日に発送されるので、その間はアプリでのドアロック解施錠のみ使用可能になります。
②クイック入会
運転免許証、クレジットカード、運転者本人の携帯電話番号およびメールアドレスを用意して、ホームページよりクイック入会申込フォームから入会申し込みを実施して、最寄りの店舗にてカードを発行してもらう方法です。
iPhoneを持っていなくて、①が出来ない場合、かつ最寄りに店舗がある場合は、良い方法となります。
③インターネット入会
これは僕が入会した方法になります。僕が入会したのは今年の1月でしたので、①のスグ乗り入会ができず、この方法で入会しました。(②の店舗に行くのも面倒くさく感じたのでこの方法を選択しました)
運転免許証、クレジットカード、運転者本人の携帯電話番号およびメールアドレスを用意して、ホームページより必要事項を記入して、入会申込をします。
最短で5営業日後に会員カードが発送されます。
僕は当時、申し込み後から一週間ほどで家に会員カードが到着して、シェアリングカーの使用を開始することができました。
④カーシェア説明会
運転免許証、クレジットカード、運転者本人の携帯電話番号およびメールアドレスを用意して、指定の会場に実際に行って、説明会を受け、即日利用可能となるサービスです。
スマホやインターネットの使用に自身のない方はおすすめの方法と思います。
その場で丁寧な説明を受け、色々聞くこともできるので良い方法かもしれませんね。
ただ、場所が限られていることと、時間も昼から夕方と限られていますのがネックですね。
⑥無人入会機
運転免許証、受付番号と仮パスワード、運転者本人の携帯電話番号を用意して、ホームページより事前登録をします。
その後、ホームページより無人入会機の設置場所を確認して、無人入会機に行き登録を完了させます。
いずれかの方法で入会すると以下のような会員カードが届きます。
タイムズカーの予約から利用、返却の具体的なやり方
スマホのアプリを使用するのが一番簡単だと思いますので、アプリを使ったやり方で以下解説します。(僕はiPhoneを使用しています)
クルマの利用予約の方法
まずアプリを立ち上げ、地図上から予約したい場所周辺の地図を表示します。
その後、下の写真上で上赤枠の、利用開始したい日時、利用時間を入力します。
この際の利用時間が多めに確保しておくと良いです。
(費用がかかるのは予約時間ではなく、利用時間ですのでご安心ください)
次に下の写真の赤の丸枠で利用したいバーキングを選択します。
その後四角枠で利用したい車両を選択します。(左右にスワイプして選択可能です)
そして、利用したいパーキング、車両が決まったら、「予約」部分をタッチします。
予約部分をタッチしますと、安心補償サービスのご案内がポップアップされます。
必要な方は加入するを選択し、不要な方は加入しないを選択します。
(僕は基本的に加入しないを選択しております)
その後、下四角赤枠の「予約確定」をタッチします。
安心補償サービス
330円/利用で加入可能です。
事故時のNOC(ノンオペレーションサービス:事故等により利用できなくなる営業補償料)、タイヤの実費、バッテリー上がり、キーのインロック、ガス欠、それに関わる搬送(レッカー等)の費用が免除となる補償制度です。
これで予約は完了です。
予約が完了したら、予約の時間が來るまで待ちましょう。
ちなみに予約は15分単位で予約が可能です。
クルマの利用方法
予約した利用開始時間が近づいてきたら、利用するクルマが停めてある、パーキングに向かいます。
利用するクルマの前に来たら、写真のようにクルマの前に置いてあるスタンド看板を一度どかし、クルマを出してからまた元の場所に戻します。
そうしないと、間違えてクルマを停めてしまう人が発生するからです。
スタンド看板をどかした後、アプリでクルマのドアロックを解除します。
まず、下の写真の赤枠のように、アプリの下の欄の「利用する」をタッチします。
そうすると、以下の写真の画面になりますので、「利用手続きへ」をタッチします。
その後、ドアロックを解除します。
解除の仕方は2つの方法があります。
アプリでドアロックを解除する方法
下の写真の赤丸枠の部分の、「利用開始(解錠)」をタッチするとドアロックが解除されます。
会員カードでドアロックを解除する方法
アプリで解除できない場合は、下の写真のように会員カードをクルマの指定の位置にかざすと解除できます。
その後クルマに乗り込んで、いよいよ利用となります。
クルマのキーは助手席のグローブボックスの中に入っております。
写真のように機器に差し込むことによって、キーを戻したかを認識しているようですので、戻す際はここに差し込むようにします。
エンジンをかけて出発します。
マイカーと違い、今まで自分が使用していなかったため、ミラー等各設定は注意して実施してください。
エンジンをかけるとナビ上で規約の同意が求めれますので、同意して、いざ出発です。
駐車場からクルマを出したら、先ほど述べたスタンド看板を元の位置に戻しましょう。
あとは安全運転をするのみです。
クルマ利用後の返却方法
クルマを利用し、出発した、パーキングに戻ってきたら、返却手続きに入ります。
まずは元の場所にクルマを駐車します。
駐車が完了したら、エンジンを切り、クルマのキーをグローブボックスの機器に差し込みます。
忘れ物がないかよく確認したのち、クルマから下車します。
最後施錠しますが、解錠と同じようにアプリを使用する方法と、会員カードを使用する方法があります。
アプリでドアロックを施錠する方法
下の写真の赤四角枠の部分の、三つのチェック、および「返却(施錠)」をタッチするとドアロックが施錠されます。
会員カードでドアロックを施除する方法
これは解錠のときと同じ場所に会員カードをかざすのみです。
以上で、一連の流れは完了です。
精算は自動でクレジットカードで実施されますので、何もしなくて大丈夫です。
また、アプリによる解施錠は電波の関係でうまくいかないこともありましたので、念のため、会員カードを所持しておくことをおすすめします。
どうでしょうか?
簡単にシェアリングカーを利用できることがお分かりいただけたでしょうか?
僕は非常に簡単に利用できることに満足しています。
ただし、以下の点に改善ができると良いと思っています。
- スタンド看板の移動が面倒くさい
- やっぱり乗り捨てしたい
スタンド看板の移動
これは正直面倒くさいです。
出発時には乗る前にどかして、駐車場を出たら、元の位置に戻す。
戻ってくるときに駐車前にどかして、駐車が完了したら元の位置に戻す。
この作業がかなり煩わしいです。
アプリと駐車場のロックを連動させるなどして、改善されることを望みます。
乗り捨てについて
これはシェアリング事業の最大の課題だと思います。
中国ではシェアリング自転車が流行っていますが、都市部に自転車が集中してしまい、それを戻す業者が必要となり、トラックに山積みされて移動する自転車をよく見ていました。
クルマは簡単に移動させることができないので、自転車のようにはいきません。
これは本当に大きな課題だと思っています。
やはり利用者としては目的地までのみに利用したいニーズが多くあると思います。
ここに関する課題を自動運転の発展等で解消されることを望みます。
まとめ
シェアリングカーの特にタイムズカーの利用方法について、実際のアプリの画面等を用いて解説させて頂きました。
とっつきにくいところもあるかもしれませんが、非常に簡単に使用でき、慣れれば誰でも問題なく使用可能です。
是非、当記事をご参考にしていただき、シェアリングカーへの一歩を踏み出していただければ幸いです。