今回は2024年5月13日に発表がありました、ヤマハ発動機の2024年12月期の第一四半期決算の内容について整理していきたいと思います。
ヤマハ発動機の銘柄分析や、過去の決算分析は以下の通りです。
オートバイで皆さんが良く知っている会社で配当も高利回りなため、気になっている方も多いと思います。
僕自身は現物を保有していないのですが、以前から注目していて、購入を検討している銘柄です。
今回の決算内容と、それを受けての今後の戦略について解説していきたいと思います。
- 日本株の高配当投資に興味がある人
- ヤマハ発動機の投資を検証している人
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第一四半期決算内容
ヤマハ発動機は1-12月締めですので、今回の決算は2024年12月期の第一四半期(1-3月)決算となります。
その内容は売上高が6,421億円(前期は6,065億円、+6%)、純利益は560億円(前期は497億円、+13%)の増収・増益という結果でした。
下図は営業利益の変動要因ですが、利益が上がった要因は為替の影響が主となっているようです。
事業別で見てみますと、二輪車をはじめととするランドモビリティ事業が牽引しているようです。
二輪車は出荷台数は減っている(前年比96%)ものの、プレミアムモデルの出荷増加により増収・増益を達成しています。
グローバルでは特にインド、ブラジル、インドネシアで調子が良いようです。
通期業績予想内容
2024年12月期の通期業績予想については前回2月の発表から変更はありません。
前回の予想は、売上高は前年比8%増の2兆6,000億円、純利益は同7%増の1,750億円と共に前期よりも増額でいずれも過去最高を予想しています。
配当金等
気になる配当金についてです。
こちらも2月に発表された内容と変更なく、50円/株を予想しています。
予想EPSは176.49円ですので、配当性向は28.3%となり、さらに自己株式取得を200億円実施することで、総還元性向は39.8%予想です。会社方針である自己株式取得を含めた総還元性向40%を目安を意識した数字になっています。
株主優待も100株から以下の通り入手できるのが嬉しいですね。
株価等
決算を受け、株価は5月13日終値1,392.5円→5月14日始値1,452.5円と上昇し、その後も上昇しています。
比較的好感に受け取られたようです。
各指標は以下の通りです。
PER(会社予想) | 8.66倍 |
PBR(実績) | 1.33倍 |
1株配当(24/12予想) | 50円 |
予想配当利回り | 3.26% |
配当性向(24/12予想) | 28.3% |
まとめ
ヤマハ発動機についての2024年12月期の第一四半期決算を整理しました。
- 第一四半期の売上高、純利益ともに前年比増収・増益
- 2024年通期業績予想は前回から変更無し
- 配当金も前回から変更無く50円/株予定
今回の決算を受け、株価は上昇しました。
当銘柄の購入をずっと検討していますが、なかなかチャンスが無い状態です。
下落のタイミングで購入をしていきたいと思っています。
1,250円を下回るくらいが狙い目かなと思っています。
ヤマハ発動機は、日本銘柄の高配当株の一つです。
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本記事は、自分自身の銘柄調査の一環として行った内容で、投資判断についても記述されていますが、投資を推奨するものではありません。
投資をする際は、最新の情報を調べた上で、自己責任で投資判断するようにお願いします。